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ボイスサンプル動画の作り方|声だけの音源をYouTubeやXに載せる

声優・ナレーターのボイスサンプルを、YouTubeやXに載せる動画にする方法です。事務所やオーディションとの出し分け、画面に入れるもの、Xに出すときの切り出し方、公開前に確かめる台本の権利まで説明します。

  • 事務所やオーディションには、指定どおり音声ファイルで出します。動画にするのは、YouTubeやXに載せるときです。
  • 名前と肩書きを入れた画像に、声に合わせて動く線を重ねれば、声だけでも動画になります。
  • YouTubeには全体を、Xには一番聴かせたい部分を短く切り出して載せます。

出し先で、音声と動画を使い分ける

ボイスサンプルは、出し先によって求められる形が違います。

出し先形長さ
事務所・オーディション指定の音声ファイル募集の案内どおり
YouTube動画全体(指定がなければ2〜3分)
X動画一番聴かせたい部分を短く

事務所やオーディションに出すなら、動画にする必要はありません。 形式や長さが指定されていれば、そのとおりの音声ファイルで出します。

指定がないときは、2〜3分にまとめるのが一般的です。声優の専門学校の案内でも、この長さが勧められています。最初の5秒ほどで名前を名乗り、そのあとにナレーションとキャラクターのセリフを続けます。

動画にするときに、画面に入れるもの

YouTubeやXは、音声ファイルをそのまま載せられません。画面を用意して、動画にする必要があります。顔を出したり、凝った映像を作ったりしなくても構いません。

画面に入れるのは、次の2つで十分です。

  • 名前:読み方が分かれる名前なら、ふりがなかローマ字も添える
  • 肩書き:ナレーション、キャラクターなど、得意な分野

名前の画像に、声に合わせて動く線を重ねておくと、声が流れていることが画面からも伝わります。

連絡先やプロフィールのページは、画面ではなく、YouTubeの説明欄やXの投稿文に書きます。あとから変わっても、動画を作り直さずに済みます。

Sonorayでボイスサンプル動画を作る

Sonorayのエディターなら、声の音声ファイルに、声に合わせて動く線を重ねた動画を作れます。無料で、透かしも入りません。読み込んだ声のファイルはサーバーに送られず、パソコンの中で処理されます。

Sonorayには、動画に文字を入れる機能がありません。名前と肩書きは、先に背景の画像に入れておきます。背景の画像は、横長(16:9)で用意します。比率の違う画像は中央で切り抜かれ、位置は動かせないためです。

  1. 名前と肩書きを入れた、横長(16:9)の背景の画像を用意する
  2. エディターで、ボイスサンプルの音声ファイル(MP3・WAV・M4A)を読み込む
  3. 「基本」で、比率を「16:9」にし、「背景画像」に用意した画像を選ぶ
  4. 動きの形で、細い線(Line)を選ぶ
  5. 「調整」の「サイズと位置」で、線を名前の下に置く。名前にかからない高さにする
  6. 「書き出し」で解像度を「1080p」にして、MP4で書き出す(1920×1080になります)
夜景の背景の上の方に名前「夜野 しずく」と肩書き「Voice Sample|ナレーション・キャラクター」を入れ、水面に音に合わせて動く線を重ねた例
項目値
形 / 太さLine / 4px
幅 / 高さ84% / 10%
横位置 / 縦位置50% / 73%
反応 / 滑らかさ1.00× / 80%

線の高さを10%に抑えているので、声が大きくなっても、上の名前まで届きません。

話し声に動きを寄せたいときは、「調整」の「動き」で周波数帯を「中音」(500〜2,000Hz)にして試せます。変わるのは線の動き方だけで、声そのものの音量や音質は変わりません。

Xには、短く切り出して載せる

Xは、有料プランに入っていないと、上げられる動画の長さに上限があります。2〜3分のサンプルをそのまま載せるより、一番得意な役や声を短く切り出したほうが、最後まで聴いてもらえます。全体はYouTubeに載せて、Xの投稿文にリンクを置きます。

切り出しは、Sonorayの「範囲」でできます。開始位置、終了位置の順に決めます(開始位置を動かすと、終了位置も一緒に動くため)。同じ背景の画像のまま、切り出した部分だけを書き出せます。

公開する前に確かめること

YouTubeやXに載せると、誰でも聴けるようになります。事務所に送るのとは違うので、次の3つを確かめておきます。

  • 台本:自分で書いたものか、公開に使ってよいと書かれたフリー台本を使う。アニメやゲームのセリフをそのまま読んだものは、公開に使わない
  • 掛け合いの相手:ほかの人と録ったなら、公開してよいか相手に確かめる
  • BGMや効果音:入れているなら、その素材の規約で公開に使えるかを確かめる

声だけのサンプルを、載せられる動画に

サンプルの音声で、線の置き場所を先に試せます。

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