ブログ
一枚絵MVに動きをつける方法|絵を変えずに、音に合わせた動きを重ねる
静止画のままだと物足りない。でも、描いてもらった絵は崩したくない。そんなときの動きの足し方です。
- 公開日
- 更新日
- 一枚絵MVに足せる動きは、絵の一部を動かす、画面を寄せたり流したりする、音に合わせた動きを重ねる、の3通りです。
- 絵に手を加えずに曲の盛り上がりを見せたいなら、絵の空いている場所に、音に合わせて動く線や棒を重ねます。
- 絵や文字で余白が埋まっているなら、線や棒は重ねないほうが、絵の見どころが伝わります。
足したい動きで、方法を選ぶ
一枚絵MVに「動き」を足すといっても、何を動かすかで方法がまったく違います。先に、どの動きを足したいかを決めます。
| 足したい動き | 方法 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 髪や目、手など、絵の一部を動かす | Live2Dなどで、絵をパーツに分けて動きを付ける | パーツに分けた絵の素材が要る。加工・公開が利用条件に含まれるか確認する |
| 絵に寄る・引く・横に流れる | 動画編集ソフトのズームやパン(iMovieのKen Burnsなど) | 絵そのものは動かない。寄っている間は、絵の端が画面から外れる |
| 曲に合わせて画面が動く | 音に合わせて動く線や棒を、絵の上に重ねる | 絵は動かない。重ねる場所を選ぶ |
静止画をAIで動画にするツールもあります。ただし、絵の細部が変わることがあるので、使うなら仕上がりを元の絵と見比べます。
1つ目と2つ目は、絵そのものや見え方を変える方法です。絵に手を加えずに曲の動きを見せたいなら、3つ目が向いています。 この記事では、3つ目の作り方を説明します。3つ目で作った動画を、あとから動画編集ソフトでゆっくり寄せるなど、組み合わせることもできます。
絵の主役を残して、音の動きを足す

動きを重ねる前の絵

水面の下の方に、音に合わせて動く線を重ねた
この夜景の主役は、月と街の明かり、山の稜線です。動きは、何も描かれていない水面の下の方に、細い線を1本だけ置きました。線が動く幅を低く抑えているので、曲に合わせて揺れても、月や街にはかかりません。
色は、街の明かりに近い落ち着いた色にしています。絵の中にある色に近い色を選ぶと、後から付けた飾りに見えにくくなります。
線のほかに、棒や円の形もあります。どの形が絵に合うかは、音楽動画の波形はどれが合う?で、形ごとの見え方を比べています。
Sonorayで一枚絵MVを作る
- エディターの「ファイルを選択」で、使う曲を選ぶ
- 「基本」→「背景画像」→「画像を選ぶ」で、使う絵を選ぶ
- 「基本」の「比率」で、動画の形を選ぶ(YouTubeなら16:9)
- 「ビジュアライザー」で形を選ぶ(この例はLine)
- 「調整」→「サイズと位置」で、主役や文字にかからない場所へ移し、大きさを決める
- 「色・不透明度」で、絵の中にある色に近い色を選び、不透明度を少し下げる
- 「範囲」で曲が盛り上がる所を15秒ほど選び、「書き出し」→「MP4を書き出す」で短く保存して、絵にかからないか確かめる
- 「範囲」を曲の最初から最後までに戻し、「書き出し」から「MP4を書き出す」を押す
この例の設定
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 形 | Line |
| 幅 / 高さ | 84% / 10% |
| 横位置 / 縦位置 | 50% / 92% |
| 反応 / 滑らかさ | 1.00× / 80% |
| 色 / 不透明度 | #b6a07a / 75% |
書き出したMP4をYouTubeに上げる方法は、MP3と画像1枚でYouTube動画を作る方法にあります。
線や棒を重ねないほうが伝わる絵もある
絵が細かく描き込まれていて空いている場所がない。曲名や歌詞の文字で画面が埋まっている。こうした絵に動く線や棒を重ねると、絵の見どころを隠してしまいます。
動く線や棒を重ねないほうが、絵の見どころが伝わる場合もあります。 迷ったら、短い作例をスマホで再生し、元の画像と見比べてから決めます。
絵と曲を使ってよいか確かめる
描いてもらった絵を使うなら、動画にすること、上に動きを重ねること、公開することが許されているかを、描いた人との約束で確かめます。クレジットの書き方に決まりがあれば、それも守ります。
曲も同じです。Sonorayを使っても、ほかの人の素材を使う許可が付くわけではありません。
読み込んだ絵や曲は、制作のためにSonorayのサーバーへ送られることはなく、お使いの端末のブラウザの中で処理されます。 使われ方の匿名の集計は記録していますが、絵や曲そのものは含みません。
今の絵のまま、音の動きを足す
サンプル曲と背景で、形と置き場所を先に試せます。
